胃潰瘍の深さによる分類
潰瘍は粘膜下層より深い組織欠損をいいますので、この所見が見られた場合は「びらん性胃炎」と診断される場合があります。ただし、胃粘膜が傷つき損傷していることに変わりは無く、放置すると潰瘍へ進行する危険があります。
UL-2:筋板粘膜を超えて、粘膜下層に達する組織の欠損をいいます。
胃痛、心窩部痛、吐き気などの症状が強くでる場合があります。
UL-3:組織欠損が(固有)筋層にまで達するものをいいます。
2と3は筋肉が傷付いて出血を伴いますので、上記の症状に加え、胃の激しい痛みのほか、吐血やタール便(コールタール様の黒い便です)を伴う場合があります。
UL-4:組織欠損が(固有)筋層を超え、漿膜層(しょうまくそう)に達しているものをいいます。
図の通り、胃の壁を貫く寸前?貫通する場合もあり(これを穿孔といいます)、腹膜炎を併発して大変危険な状態で、輸血や緊急手術の適応になる場合がほとんどです。ここまでの深い潰瘍では大量の吐血や下血のために出血性ショックに至る危険も相当高いです。
文章来源:
消化器内視鏡 年4月号
审稿嘉宾:田芝雷教授(医院)
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主审:于光李锐
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